こんばんは、所長です。
今回は「ホッパー付きトロッコに満タンまで回収させてから出発する装置」をご紹介します。
「ホッパー付きトロッコに満タンまで回収させてから出発する装置」とは
ホッパー付きトロッコはアイテムを回収するのにとても便利で、アイテムを輸送するのにも使えます。
後述しますが使いやすさはチェスト付きトロッコ以上。
今回紹介するのはそのホッパー付きトロッコに満タンまでアイテムを回収させて出発させる、いわば”無人駅”のような仕組みとなります。
ホッパー付きトロッコがここに来たらチェストのアイテムを回収して、
満タンになったら出発するってことです。
ちなみにホッパー付きトロッコがアイテムを回収する速度はなぜかメチャクチャ高速で、普通のホッパーと比べたら何倍も速く回収が完了します。
必要アイテム
- フェンスゲート:1
- チェスト:2
- 加速レール:2
- 感知レール:1
- ホッパー付きトロッコ:1
- レッドストーン:4
- レッドストーンブロック:1
- レッドストーンのたいまつ:1
- レッドストーンコンパレーター:1
- 建築用ブロック:いっぱい
ほんとに装置部分だけの材料です。
線路に使うレールなどは各自用意してください。
作り方
地面を線路の高さと想定して作っていきます。
土台を作る
建築用ブロックを7個置きます。
この位置に建築用ブロック2個。
後ろ側から見たら分かりやすいかな?この位置です。
フェンスゲートの設置
フェンスゲートを空中に設置します。
フェンスゲートは下にブロックがないと置けないので、仮ブロック(画像のダイヤモンドブロック)を置いてからフェンスゲートを設置して、仮ブロックを壊しましょう。
レッドストーンブロックの設置
線路部分にレッドストーンブロックを埋め込みます。
加速レール・感知レールの設置
加速レールで感知レールを挟み込んで、
加速レールをレッドストーンブロックの上に移しかえます。
なぜこんなことをするのかというと、
感知レールが斜めにならない事件を防ぐため。
チェストの設置
感知レールの上に半分はみだすように大きなチェストを置きます。
これで表側は完成、後ろ側にまわりましょう。
レッドストーン関係の設置
一気にいっちゃいます。
レッドストーンのたいまつとコンパレーターを置いて、レッドストーンを置けば完成!
動作確認
動かしてみましょう。
大きなチェストに大量のレッドストーンを入れてみました。
ホッパーを突入させてみると・・・
この位置で止まります。絶賛アイテム回収中。
回収し終えたらフェンスゲートがパカッとひらいて出発。
大きなチェスト内のアイテムが回収され、ホッパー付きトロッコの中身がしっかり満タンになっています。成功!
仕組みの解説
では仕組みの解説にはいります。
この装置に組み込まれているのは、
- フェンスゲートでホッパー付きトロッコを止める仕組み
- ホッパー付きトロッコが満タンになったのを感知する仕組み
の2点。
仕組みというより仕様をうまく活かした構成になっているので、そのあたりを含めて解説します。
フェンスゲートでホッパー付きトロッコを止める仕組み
一番のキーアイテムとなるフェンスゲート。
このフェンスゲートはもともとホッパー付きトロッコの進行を邪魔しません。
が、斜めに置かれたレールからだと通過できないという特性を持っています。
ちょっと高さが出るぶん引っかかってしまうってことですね。これはノーマルなトロッコでも同じ。
だから進入するときのことは何も考える必要がなく、ホッパー付きトロッコが満タンになったときにフェンスゲートをひらく仕組みだけ作れば装置が完成するわけです。
フェンスゲート使いやすすぎワロタ
ホッパー付きトロッコが満タンになったのを感知する仕組み
本来、ホッパー付きトロッコの中身はコンパレーターで測定できません。
しかし感知レールを踏んでいる間は測定が可能となります。
とんでもない隠されし仕様です。
斜めに設置された感知レールでも問題なく、コンパレーターからレッドストーンをつないでフェンスゲートに信号を届けることができます。
肝心の「満タンになったかどうかを感知する仕組み」ですが、コンパレーターは測定対象の中身が満タンだったときだけレベル15(最大値)の信号を流します。
また、「横から入ってきた信号より後ろの信号が同じかそれ以上のときに信号を流す」という特性も持っているため、
レッドストーンのたいまつを置いて横からレベル15の信号を受け取っている状態にしてあげれば、ホッパー付きトロッコの中身が満タン(後ろの信号がレベル15)だったときだけ信号が流れる仕組みの出来上がり。
信号は1ブロックごとに1レベル下がっていくのでレッドストーンのたいまつはこれ以上離さないでください。
この感知レールはとても便利ですが自分の周囲に信号を発してしまうため、近くにホッパーがあったら機能停止させてしまいます。
ゆえにホッパーからアイテムを受け取るしかないチェスト付きトロッコでこの仕組みは使えず、ホッパー付きトロッコのみが成せるテクニックとなっております。
だからホッパー付きトロッコの方が使いやすい!
満タンになったときのみ出発します
この装置はホッパー付きトロッコの中身が満タンになったときのみ出発させる装置です。
逆にいうと中身が満タンにならなければいつまで経っても出発しません。
チェスト内のアイテムが少なかったり、絶対64個集まらないようなアイテムが入ってると永遠に出発しないのです。
スタックできないベッドなどは1個で64個分、16個しか持てない看板などは16個で64個分とカウントしてくれるので、入っていても問題はありません。
もし出発せず停止しているのを見かけたら、
手動でフェンスゲートを開けて出発させて、
閉じればOK。
これを満タンじゃなくても出発させるようにすると、ちょっとアレンジの域を超えるゴチャゴチャしたものしか思い浮かばないので、良さそうなのが思い浮かんだからまた書いてみます。
※書きました。
各種レールについては以下の記事に書いとります。
以上、「ホッパー付きトロッコに満タンまで回収させてから出発する装置」の解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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