こんばんは、所長です。
今回は「超効率の全自動ウール回収装置」をご紹介。
発射装置がハサミにも対応したことでウール回収装置を全自動化することが可能となりました。
そんな全自動ウール回収装置の中でも高い効率を叩き出しつつ、レッドストーン回路が難しくない装置となっております。
完成図
羊が草を食べて
ウールが復活すると・・・
すぐさま刈りとり、地面をピストンで動かして羊の真下に草ブロックが来る、という装置。
羊の真下が常に草ブロックとなるため、ウールの復活に必要な「草を食べる」行為をすばやくさせて効率化を図っています。
必要アイテム
- ガラスブロック:11
- 建築用ブロック:17
- ハサミ:1~
- チェスト:2
- レール:1
- ホッパー付きトロッコ:1
- レッドストーン:13
- レッドストーンのたいまつ:3
- 観察者:1
- レッドストーン反復装置:1
- 発射装置:1
- ピストン:4
- 草ブロック:いっぱい
羊は材料に含めておりませんがもちろん必要です。
ハサミは消耗品で、すぐに壊れます。ハサミのクラフトには「鉄の延べ棒」が必要です。「鉄の延べ棒」の在庫が不安な場合、アイアンゴーレムトラップの制作を視野に入れましょう。
![](https://minecraft-redstone.com/wp-content/uploads/2019/11/1-13-iron-golem-trap049-160x90.jpg)
作り方
この動画を参考に。
ウール回収部分
チェストをふたつ並べて大きなチェストに。
チェストの上からホッパーを接続して、そのホッパーの上にレール。
![所長](https://minecraft-redstone.com/wp-content/uploads/2019/08/face.png)
ホッパーもレールもしゃがみながら設置しましょう。
レールの上にホッパー付きトロッコを乗せて、
ガラスブロックでホッパー付きトロッコを囲んで固定。
ここまではよく登場するホッパー付きトロッコでアイテムを回収する仕組みですね。
ウール刈りとり部分
ホッパー付きトロッコの上に草ブロックを置いて、
後ろから観察者で観察。
観察者の上に発射装置。
発射装置の中にはハサミを!
観察者の後ろに建築用ブロックを置いてレッドストーンを設置。
草ブロック押し出し部分
草ブロックを横に5ブロックほど延ばします。
延びてきた草ブロックに向かってピストン。
観察者の後ろに置いたブロックからピストンまで建築用ブロックを延ばしてきて、
反復装置とレッドストーンでつなげます。
草ブロックを横に9ブロックほど延ばして、
この位置にピストン。さきほどと違って草ブロックとの間に1ブロックあいております。
建築ブロックを3個置いて、レッドストーンのたいまつとレッドストーンふたつ。
ブロックの位置が分かりにくいかもしれないので、後ろ側から見た図でチェックしてみてくださいな。
さっき置いたピストンの斜め前から草ブロックを9ブロック延ばしてきて、
同じようにピストンとレッドストーンがらみを設置。
今置いたピストンから、もう一回同じようにいっときましょう!
そうすると最初に置いた草ブロックまであと4ブロックでたどり着くはずです。
続いて、いま置いた草ブロックの道幅を3ブロックに広げましょう。
ただしココだけはブロックを置いてはいけません。回路が途切れてしまいます。
あとは発射装置の前方に羊を囲うためのガラスブロックを積み上げて、
羊をいれたら完成!
羊はたくさんいれても構いません。いれると効率が上がります。
動作確認
羊がモグモグと草を食べると、
ウールが刈りとられ、同時にピストンが作動して草ブロックを押し出します。
下段チェストにウールが格納されていればOK!
仕組みの解説
この装置は
- 刈りとられたウールを回収する仕組み
- 自動でウールを刈りとる仕組み
- 草ブロックを循環させる仕組み
が組み込まれています。
ひとつひとつ説明していくので要チェックや!
刈りとられたウールを回収する仕組み
ホッパー付きトロッコは自分の上にあるブロックを貫通してアイテムを回収できます。
さらに自分の下にホッパーがあればそこにアイテムを流します。
この仕様を利用して、ウールが
・ホッパー付きトロッコ⇒ホッパー⇒チェスト
と流れていく仕組みとなっております。
詳しくは以下のページでも。
![](https://minecraft-redstone.com/wp-content/uploads/2019/04/ss19041102-160x90.jpg)
自動でウールを刈りとる仕組み
観察者は目の前のブロックに変化があったとき、信号を流します。
今回の仕組みはその信号を真上の発射装置につなげることでハサミを使わせてウールを刈りとる、というもの。回路はすごくシンプル。
最速で刈りとるには羊のウールが復活したことを観察者が感知できれば良いんですけど、それは感知できません。
羊のウールが復活するタイミングはというと、
草ブロックを食べたとき。
実はこのとき草ブロック⇒土ブロックに変化するので、これを観察者が感知してくれます。
つまり羊のウールの復活そのものは感知できないけど、羊のウールが復活した瞬間は感知できるということ。
だから観察者は草ブロックを観察して、土ブロックになった瞬間に信号を送ってるんですね。
草ブロックを循環させる仕組み
羊に草を食べられて土ブロックになってしまっても、となりに草ブロックがあれば草が伝わってきて復活します。
ただし復活まで時間がかかるため、羊が食べるたびに復活するのを待っていては効率的じゃありません。
それを解決するのがピストンでの草ブロック押し出しシステム。
羊が草を食べた瞬間に観察者が信号を流すので、
その信号を受け取ってピストンが草ブロックを押し出します。
そしたら土ブロックがズレて羊の真下に草ブロックがくる、と。
信号をつなぐとき、レッドストーンだけ置いてしまうと発射装置に信号が流れないため、
反復装置を置いて信号が流れるようにしてます。
観察者からレッドストーンがつながってない他のピストンたちは、
目の前にブロックが来ると信号が流れて、
ブロックを押し出します。
※目の前のブロックを押し出す仕組みは以下のページで解説しております。
![](https://minecraft-redstone.com/wp-content/uploads/2019/04/ss190422001-160x90.jpg)
この押し出すピストンが4か所設置されているため、ブロックがぐるぐると循環する仕組みになっているのです。
1週するまでの間に土ブロックが草ブロックへと復活して、また羊の足場に戻ってくるという流れですね。
ちなみに道幅が3ブロック分あるのは、土ブロックにとなり合う草ブロックを増やしたほうが早く復活するため。
ハサミは消耗品なのでチェストをホッパーでつないでたくさん入れておくと良いかもしれません。
ブロックの循環と全然関係ないけど今思い出したので最後に書いときます。
以上、超効率の全自動ウール回収装置の作り方でした。ではまた!(‘-‘)ノ
コメント
1.1711になってから発射装置から発射したはさみがホッパー付きトロッコに吸い出されてしまいます…所長様の方で動作確認をしてもらうことは可能でしょうか…ちなみに環境はスイッチです
まったく同じ装置のワールドがなくなったので急造で発射装置にハサミを入れて確認してみたところ、ハサミが発射装置から射出されませんでしたので、状況が再現できず原因不明です~
効率だけを考えれば、周回する草ブロック長さを12ブロック(ピストンが押せる限界)にし、直上の明るさを9以上に保つ。伝播機会を増やすために、周回する草ブロックの隣だけでなく、斜め下1マスにも草ブロック、さらに斜め上に5マス分草ブロックを設置する。
これで効率が上がると思うのですが、この理解あってますかね?
軽く検証してみましたが、統合版は草の伝播速度に明るさは関係なさそうです。
周回する草ブロックの斜めに草ブロックを足すと、草ブロックの下のブロックが土ブロックに変化してしまいます。
隣の草ブロックを壊して、斜め上と斜め下に置く形だと伝播機会は増えるかもしれません(?)
斜め上に置くのは1ブロックでも5ブロックでも変わらないと思います。
どうも羊Aと羊Bがほぼ同時に草を食べ始めると、草ブロックが足下に来た瞬間に羊Bが草を食べてしまい観察者が信号を受けとれなくなる現象が見られましたので、もろもろ踏まえて動画で作ってみるかもしれません。
いつも拝見しております。
この装置を作るか、簡易版を複数個作成するか迷っています。
前のワールドでは簡易版を使用していましたので、作るのは比較的慣れています。
そこで質問なのですが、この装置は簡易版と比べ、必要スペース(大きさ)に見合った効率を発揮するのでしょうか?
こちらの装置は簡易版と比べて草が伝播するのを待つ必要がないため高効率になっています。
ただ、羊が草を食べるのを待たなきゃいけないのはどちらも同じなので、サイズも考慮するなら簡易版の方が優秀かな~と思います。
簡易版を複数作るときは羊の色ごとに分けてあげると偏りがなくなって良いかもしれません。
昔に比べ多くの建材が増えた今、そこまで量も必要ないと判断し、簡単におしゃれにもできそうな簡易版の作成を決めました!