こんばんは、所長です。
今回は「自走装置(動く車)」の作り方解説!
その名の通りプレイヤーが何もしなくても勝手に進んでくれる装置で、エンドの探索などごく限られたシーンで活躍します。
完成図
こんな感じにできました。
ピストンが押して~
粘着ピストンが引いて~
1ブロック進む。これを繰り返す装置です。
必要アイテム
- 建築用ブロック:3
- スライムブロック:6
- 観察者:2
- ピストン:1
- 粘着ピストン:1
作り方
自走装置のバリエーションはいくつかありますが、今回は見た目に分かりやすいヤツをご紹介します。
仕組みさえ分かってしまえば自走装置を生み出すこともできると思いますので、興味のある方は後述する「仕組みの解説」の項もあわせてお読みください。
では作り方、まいります。
空中にピストンと観察者。
このピストンの押し出す方向が進行方向となります。
1ブロックずれて、向かい合う方向に粘着ピストン。横から観察者をくっつけて信号を受けとれるように。
上から見た図。
図のようにスライムブロックを設置。
ピストン側が4つ、粘着ピストン側が2つです。
最後にスライムブロックの上に建築用ブロックを3つならべて完成!
この建築用ブロックはキャラクターが落下する可能性を下げるための防波堤。
動作確認
粘着ピストン側の観察者の前にブロックを置いてみましょう。(壊しやすいブロックがおすすめ)
しばらくガシャコンガシャコン動いたあと、
完全停止。
そんでいま置いたブロックを破壊すると装置が動き出します。
ガシャコンガシャコンと。
止まるときはピストンと観察者の間にブロックをねじ込んであげるとすぐ止まってくれます。
しっかりタイミングを見ると置きやすいですね。
もしくは最初に置いたように、粘着ピストン側の観察者の前に置いても(ちょっと動いたあと)止まってくれるので、
置きやすいようにひとつ向こうに建築用ブロックを置いといても良いかもしれないですね。
あと、あまり左右のポジションにいるとキャラクターが吹っ飛ぶことがあるので、
ピストン側の防波堤をこのようにガッチリ囲むのもアリ。
この形にした場合、停止した時に
こうなります。
これでも動きますがブロックがひとつだけズレてるのを嫌うなら、
一部をスライムブロックにすればOK。
仕組みの解説
自走装置の仕組みを理解するにあたり、スライムブロックと観察者の特性を知ることが非常に重要です。
スライムブロックの特性
スライムブロックに隣接したブロックがあるとき、スライムブロックをピストンで押すと・・・
となりのブロックごとピストンで押されます。
自走装置ではこの特性を利用しております。
ちなみにピストンが押せるブロックは12個まで。
観察者の特性
観察者は目の前のブロックが置かれたり壊されたり、ブロックアップデートを感知して後ろに信号を流すブロック。
ですが、実は観察者自身がピストンで押されたときにも信号を流します。
押されることで観察対象の空気ブロックAがとなりの空気ブロックBに移ったためだと思いますが、細かい話は分からんのでとりあえず「ピストンで動かされると信号が流れる」ということで。
自走装置の仕組み
自走装置は簡単な話、
ピストンで押して、
粘着ピストンで、
引っ張る。
これで1ブロック進むので、これをひたすら繰り返すことで自走装置となります。
繰り返すためには難しいことを考えず、ピストンと粘着ピストンにそれぞれ観察者の信号を流してあげればOK。
スライムブロックは信号を通すのでこういう形でもかまいません。
観察者を置いた瞬間からガシャコンガシャコンと進んでいきます。
ただしこういうのはダメ。
なにがダメかというと、
スライムブロックは「自分が動くときにとなりのブロックを巻き添えにする」ブロックであり、「となりのブロックが動いたときに自分も引っ付いていく」ブロックではありません。
ゆえに観察者が単体で動いてしまいます。結構ハマりやすい罠なので注意しましょう。
今回作った自走装置の解説
今回作った自走装置の形は、
こうでした。(建築用ブロックは割愛)
押し出す側のピストンは観察者を押していますが、となりにあるスライムブロックごと押すため「となりのブロックを巻き添えにする」特性が連鎖し、粘着ピストンまでも動いています。
引き戻す側の粘着ピストンも同様で、スライムブロックを引っ張っているため、
となり合ったブロックは全て巻き添えを食らってピストン・観察者ごと移動するわけです。
要するにピストン側のセットと粘着ピストン側のセット、それぞれ全部巻き添えを食らって移動するようにできば、あとは観察者がいい感じに働いてくれて自走装置になるっちゅーことですね。
自走装置で往復したいとき
夢の自走装置で往復システム、実装するのはなかなか難しいです。
というのも、自走装置はピストンで押して粘着ピストンで引き戻す形が主なので、反対方向に進むにはピストンと粘着ピストンを置きかえたものを取り付けなければなりません。
ところが、前述したようにピストン・粘着ピストンは12ブロックまでしか押せないため、その制約に引っかからないようにしつつ前進・後退を実装するのが難しいんです。
不可能ではないと思いますが、今回紹介した自走装置はシンプルなので、もう1台作るかいったん壊して反対方向に作りなおすほうが楽です。多分。
以上、自走装置の作り方と解説でした。
正直、落下事故が起きる可能性がないとは言えません。制作するときは最悪ロストしてもかまわないアイテムを持ってチャレンジしてみてください。ではまた!(‘-‘)ノ
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