こんばんは、所長です。
今回は「ナマコ(シーピクルス)増殖装置」!
Java版だとシーピクルス、統合版だとナマコと呼ばれていますね。
コイツは骨粉を使って大量に増殖させられるので、「こんなに増やしてどうすんの?」ってなるくらい効率の良い増殖装置をご紹介します。
完成図
完成図。
レバーをオンにすると、
発射装置が骨粉を吐いてナマコを増殖させるとともに、ピストンが床を動かしてナマコをアイテム化。
ナマコは水流に乗ってホッパーに入り、
チェストに格納されていきます。
必要アイテム
- ガラスブロック:2
- ハーフブロック:30
- 建築用ブロック:いっぱい
- ナマコ:1
- チェスト:2
- 水バケツ:13(無限水源使えば1でOK)
- レッドストーン:24
- レバー:1
- レッドストーン反復装置:3
- レッドストーンコンパレーター:1
- ホッパー:1
- 発射装置:1
- ピストン:10
- サンゴブロック:13
- 骨粉:いっぱい
仮ブロック用に壊しやすいブロックを1スタックほど用意しておくと楽になります。
骨粉はナマコ増殖のためのランニングコストです。足りなければ骨粉製造装置で。
作り方
おおまかに、下段から上段へ向かって作っていきます。
建築用ブロックと仮ブロック、ピストン。
赤のガラスブロックは後ほどサンゴブロックに置きかえます。(サンゴブロックは水に接していないと死んでしまう)
1段上げて建築用ブロックで囲いつつ、ホッパーをチェストに接続します。
真ん中に仮ブロックを置くのもお忘れなく。
ホッパーを接続するときはしゃがみながら!
建築用ブロックで囲んで、チェストの上だけはガラスブロックでチェストを開閉可能に。
建築用ブロックで囲んで、下向きの発射装置。
こんな位置関係になります。
仮ブロック(赤ガラス)の周りに仮ブロック(緑ガラス)を敷きつめます。
緑のガラスブロックは水を敷きつめる用。
丸印のところに水バケツを打って、全面を水源にしましょう。壁沿いにL字です。
水源と同じブロックの上半分にハーフブロックを設置。
ハーフブロックが半分水に浸かるような形になります。
丸印のところに水バケツを打って、手前の角に向かう水流を。
ハーフブロックと緑ガラスブロック位置の仮ブロックを全て破壊。
赤いガラスブロック位置の仮ブロックを全てサンゴブロックに置きかえ、上段のサンゴブロック上にナマコを設置。
下段に戻り、後ろに建築用ブロックがあるピストンに対して水バケツを使い、ピストンと水が同ブロックで共存する状態にします。
試しに建築用ブロックを壊してみて、ピストンから水が流れだせば成功。
サンゴブロックは水に接していないと死んでしまうため、このピストンに水判定を持たせてサンゴブロックを生かしています。
地面にクロック回路を作ります。
コンパレーターを減算モードにすることと、反復装置の遅延を1増やす(PCだと1回右クリック)のが大事。
レッドストーンがピストン上を通っていき・・・
こんな具合に反復装置をふたつ噛ませつつ、レッドストーンを発射装置へ伸ばします。
反対側のピストンにもレッドストーンをつなげれば完成!
動作確認
発射装置に骨粉を64個投入して、
レバーをオンにしてみましょう。
ピストンがガシャガシャ動いて、「ベチャッ」という音とともにナマコがホッパーに流れてくればOK。
これくらい採れました。収穫量は前後して、今回は若干少ないほう。
骨粉64個でこの量なので、発射装置にホッパーを取りつけて骨粉を補充する必要はないでしょう。一応、やろうと思えばそのまま取りつけられる形にはしてますけど。
仕組みの解説
今回の装置のキモはクロック回路によるナマコの増殖⇒アイテム化の流れ。
クロック回路は「一定間隔で信号を送り続ける」回路で、レバーがオンの間はカチッ、カチッ、カチッと延々と信号を送り続けます。
この信号を追いかけてみると、
最初は右側のピストンを作動させ、サンゴブロックたちを押し出し。
反復装置で0.1秒遅延されて発射装置に届き、骨粉の発射。
0.1秒遅延させるのはサンゴブロックが動いたあとに骨粉を発射するため。
骨粉を受けたナマコが増殖。増殖する範囲は周囲2ブロック(サンゴブロックを置いたエリア)。
骨粉発射後はもう一度反復装置で遅延されて、
左側ピストン作動による押し出し。
足場となるサンゴブロックが動くことでナマコがアイテム化し、水流に乗ってホッパーに回収されていきます。
クロック回路が一度カチッと信号を送るたびにこの処理をおこなうことで、
- カチッ
- ①サンゴブロックを元の位置に戻す(右側ピストン)
- ②骨粉でナマコ増殖(発射装置)
- ③サンゴブロックを動かしてナマコをアイテム化(左側ピストン)
- カチッ
- ①サンゴブロックを元の位置に戻す(右側ピストン)
- ②骨粉でナマコ増殖(発射装置)
- ③サンゴブロックを動かしてナマコをアイテム化(左側ピストン)
と繰り返しているわけです。
こんなややこしいことをしているのはナマコの特性が原因で、ナマコは増殖先がなくても無限に骨粉を食らい続けてしまうんです。
たいていの植物は成長限界に達したら骨粉打ち止めになるんですけど、ナマコはそうなりません。
発射装置に高速クロック回路をつなげて骨粉を吐かせ続けるのは簡単ですが、骨粉のロスが大きいんですね。
だからわざわざ地面を動かすピストンと発射装置を連動させて、タイミング調整してロスのないようにしています。
結果として腐るほどナマコを収穫できる装置になったわけですが・・・ナマコの使い道が少ないのが悲しいですね。せいぜい染料と水中の明かりくらいです。燃料とかになればいいのに。。。
以上、ナマコ増殖装置の作り方と解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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