こんばんは、所長です。
今回は「水流分岐の法則とコントロール方法」をご紹介。
マイクラの水流はかなりクセが強く変な方向に流れてしまいがちですが、法則さえ覚えてしまえばコントロールは難しくありません。
水流の基礎知識
水源と水流
水には「水源」と「水流」があります。
水バケツを設置した場所にできるのが水源で、そこから伸びるのが水流。
水源はバケツで回収できて、水流は回収できません。
水流は7ブロック広がる
水流は水源から周囲に7ブロック広がります。
水流分岐の法則
段差を降りると水源もどきに
段差を降りた水流はそこで水源のような状態となり、さらに7ブロック進みます。
7ブロックごとに段差を下げれば、水を一か所投入するだけで延々と水流を作ることも可能。どんどん高さが下がっていきますけど。
水流の落下先はあくまで水源”もどき”であるため、バケツで水を回収することはできません。
半径5ブロック以内に段差があると一直線に進む
水流がピッタリ伸びきるサイズのブロックを用意しました。
このブロックの端っこ1ブロックを削っても水流の広がり方に変化はありませんが、
さらに2ブロック削って5ブロック目に段差が来ると、段差にまっすぐ向かう水流になります。
これが「半径5ブロック以内に段差があると一直線に進む」法則。
では、ここに段差があるとどうなるでしょう?
こんな風になります。
半径5ブロック以内に段差がないうちは普通に広がって、5ブロック以内に段差を見つけるとそこから一直線に進むイメージ。
水流を起点に考えるのではなく、「段差の半径5ブロック以内の水流は、段差に向かって一直線に進む」と考えると分かりやすいかもしれませんね。
ちなみに段差は近い方が優先されます。
変な水流の作り方
一度分岐した水流はブロックを壊したり追加したりしてもそのままになることがあります。
それを利用すれば、
たとえば断面をカットしたような変な水流を作ることもできます。
この水流は2ブロックの列を作って片方の列の上に水源を設置し、
先に水源下のブロック(ダイヤモンドブロック)を壊した後、金のブロックを壊してあげると制作可能。
もし金のブロックの上にも水源を置いて破壊した場合、
かまぼこのような左右に分かれる水流に。
この水流はモンスターがどこに落ちても流れる状態を保ちながら水流の面積を広げられます。
私が作るようなガバガバ設計トラップで「水流をあと1ブロック伸ばしたい!」なんてときに、帳尻合わせでたまーに採用されることがありますね。
設計がしっかりしてれば使う必要はありません。
水流のコントロール方法
水流のコントロールに必要な知識をざっくりまとめると
- 水流は7ブロック広がる
- 段差を降りると水源もどきになり、ふたたび7ブロック広がる
- 5ブロック以内に段差があるとそこまで一直線に伸びる
この3点です。
これを意識しつつ、実例として「水源ひとつで小麦をすべて回収」してみましょう。
ボタンを押したら水が流れて小麦を回収する「半自動小麦収穫機」の想定ですね。
水源ひとつで小麦をすべて回収する水流コントロール
よくあるタイプの小麦収穫機。
縦幅8ブロックなので、奥側の横一直線に水源もどきを作ることができれば、
綺麗に回収できますね。
よってこのブロックは段差を作るために必要です。
続いて、水流は5ブロック以内の段差に向かって一直線に伸びてしまいますから、段差の上の水源は横に広がらずまっすぐ段差に進んでしまいます。
水流が横に広がらないということは、どんな形であれすべての列に水源もどきを作って段差に向かわせねばなりません。
それを実現できるのがこの形。
どの方向も段差までの距離が3ブロックですから水流が均等に広がり、
すべての列に水流が落下して水源もどきを生成します。
小麦をバッチリ回収!
実際の運用としては発射装置に水バケツを入れて、レッドストーンでオン・オフ制御する形が便利ですね。
水流コントロールは装置だけでなく、街の景観を整えるのにも役立てると思いますのでぜひご活用ください。
以上、今さら聞けない水流分岐の法則とコントロール方法のご紹介でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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