こんばんは、所長です。
今回は遅延自在な「タイマー回路」の作り方をご紹介!
タイマー装置を使えば信号を〇〇秒延長するとか、反対に〇〇秒経ってからオンにするなど自由自在。
覚えておいて損はない回路です。
ではいってみましょう!
タイマー回路の概要
タイマー回路は基本的に向かい合わせのホッパーを使います。
向かい合わせのホッパーはお互いにアイテムを渡して渡されてを繰り返すだけですが、
レッドストーンの信号を受け取ると機能停止するため、片方のホッパーに信号を送ると停止してない方のホッパーからどんどんアイテムが送られてきます。
しばらく経つとホッパーの中身が空っぽになるので、それをコンパレーターで感知し信号を出力する、というのがタイマー回路の考え方。
ホッパーの中身が多いほど空っぽになるのに時間がかかるため、ホッパーに入れておくアイテム数を増減することで遅延時間を自在にあやつるタイマー回路となるわけです。
では実際の作り方。
ピストン式
完成図
作り方
ホッパー・ピストン・コンパレーター・レッドストーンを画像のように設置して、
それをもうひとつ向かい合わせに。
ホッパーも向かい合わせ接続ですよ!
ホッパーの上にレッドストーンブロックをひとつだけ置けば完成!
ホッパー内にアイテムを入れるとレッドストーンブロックがピストンに押されて一定間隔で行ったり来たりするので、
そのレッドストーンから信号を受け取ることができます。
ホッパーの中身が一瞬空っぽになるのをコンパレーターで感知して、その瞬間に信号を受け取っても構いません。
レッドストーンのたいまつを挟むことでホッパーが空っぽのときだけオンになる、NOT回路となります。
このタイマー回路はスイッチがなくて延々と動き続けてしまうので、
止めるときは信号を送ってあげましょう。
ずっと動き続けることから「ひとつの信号を10秒間遅延したい!」とかには向かないけど、一定間隔で信号を送り続けたいときには便利な回路です。
ピストン・ボタン式
ジャパニーズレッドストーン創造神ことえびちりさんの動画を参考にします。
完成図
作り方
向かい合わせのホッパーとピストン。
コンパレーターでホッパーを測定し、レッドストーンのたいまつの信号を片方のピストンへ。
ホッパーの上にレッドストーンブロックを置いたら完成!
ホッパーにアイテム入れるのを忘れずに。
トリガーとなるのはこのピストンで、
どんな形でも良いので信号を送るとレッドストーンブロックが向こうに行って、
一定時間後に帰ってきます。
この回路はホッパーが空っぽのときにレッドストーンに信号が流れるため、そのまま引っ張ってきて出力として使えます。
一回作動したら終わりなので、信号の遅延として使えるタイマー回路となっております。
静音式
ジャパニーズレッドストーン創造新ふたたび。
完成図
作り方
ホッパーを向かい合わせに。
コンパレーターとレッドストーンのたいまつを置いて、レッドストーンを設置。
反対側は建築用ブロックとレッドストーンをポツンと置いて完成!
ホッパーにアイテムを入れましょうね!
トリガーはレッドストーンのたいまつをオフにすることで、このブロックに信号を送ればOK。
出力はこのホッパーを測定してNOT回路を組んでおくのがおすすめ。
この回路も信号ひとつにつき一度だけ作動するため、信号の遅延として使えるタイマー回路となります。
ピストンを使っていないので音がしないのも特徴ですね。
コンパレーター式
このパッと見では信号がずっとぐるぐる回りそうなコンパレーター式のタイマー回路もあります。
ホッパーを使うと中身がどうなってるか分かりづらいけど、この回路はホッパー要らずのシンプル構成で個人的にはイチオシ!
でも仕組みまで書き出すと散らかりすぎるので、後ほどコンパレーター式タイマーの解説記事を書きます。
※書きました。
以上、遅延自在なタイマー回路の作り方でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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