こんばんは、所長です。
今回は「ニュータイプ仕分け機」のご紹介。
作りやすくて壊れない!ってのは以前の仕分け機もそうだったんですけど、正直私は毎回作り方を見ながら作ってました。
今回のは見なくても作れます。それくらい形を覚えやすい仕分け機ってことですね。
▼以前の仕分け機▼
完成図
完成図。
額縁内のアイテムが仕分けられるアイテムで、
てっぺんのチェストからホッパーを通ってる間にゴニョゴニョされて、
仕分けられる、そんな装置。
必要アイテム
▼固定で必要なもの▼
- 金床:1
- チェスト:8
- ホッパー:6
▼仕分けたいアイテムひとつにつき必要なもの▼
- ガラスブロック:1
- 建築用ブロック:6
- 仕分けたいアイテム:41(なければ1でも可)
- 棒:4
- チェスト:6
- 額縁:1
- レッドストーン:3
- レッドストーンのたいまつ:1
- レッドストーン反復装置:1
- レッドストーンコンパレーター:1
仕分けたいアイテムが増えればそのぶん必要アイテムも増えます。あとから拡張もできます。
作り方
今回は4種類のアイテムを仕分けるという想定で作っていきましょう。
格納チェスト
※赤いガラスブロックは高さの目安
地面から4ブロック目にガラスブロックを設置。額縁を取りつけ、仕分けるアイテムをセット。(アイテムを構え、額縁に向かって使用ボタン)
どのアイテムが格納されたチェストなのかが一目で分かるように目印です。
大きなチェスト × 15個。
横から見た図。
各アイテムにつき大きなチェスト3つ分の容量を用意しました。5列目は仕分けられなかった【その他アイテム】用。
アイテムがパンパンになったら下方向にチェストを増やすのは簡単ですが、上方向には難しくなります。
将来的にパンパンになりそうなら、この時点でもっとチェストを積み上げておくのもアリ。
仕分け機構
後ろから、全てのチェストにホッパー接続。
仮ブロックを置いて、仮ブロックに対してホッパー接続。その後仮ブロックを破壊。
さらに上段にホッパー。
その他アイテム列のホッパーだけ下向きで。
ホッパーを接続して大きなチェストを設置。
このチェストがスタート地点で、格納されたアイテムがホッパーを通りながら仕分けられていく、という流れになります。
ホッパー4つを測定するように、建築用ブロックとコンパレーター。
建築用ブロック上にレッドストーンを設置して、
その下に反復装置。ホッパーの方を向いて。
建築用ブロックを置いてレッドストーン。
反復装置の前に建築用ブロック、そしてレッドストーンのたいまつ。
アイテムで調整
コンパレーター奥のホッパーを仮に「仕分け用ホッパー」と名付けます。
この仕分け用ホッパー内に【仕分けたいアイテム】41個を入れ、【仕分け機に絶対に投入されないアイテム】で空きスロットを埋めます。
こういう状態ですね。
投入するホッパーを間違えてなければコンパレーターが赤く光っているはず。これで完成!
動作確認
大きなチェスト内にアイテムを詰め込んでみました。
仕分けたいパンなどのアイテムは、それぞれ64 × 2スタックずつ入っております。
しばし待機後チェック・・・。
最下段のチェストにそれぞれ綺麗に仕分けられました!成功!
オーバーフローチェック
従来の仕分け機には「チェストの中身がいっぱいになったら壊れる」という弱点がありました。
今回の仕分け機は壊れないことの確認。
パン仕分け用チェストの中身をパンで埋めました。
その状態で、パンを20スタック投入してみます。
このパンがどこに向かうかというと、
チェストに接続されたホッパーに5スタックずつ。
仕分け用ホッパーに23個。(もともと41個入っていたので。)
残りは全て【その他アイテム用チェスト】に格納されており、パンはこちらに流れてきてしまうものの、他の仕組み部分に一切の影響がございません!
パン用のチェストを追加してあげれば、以降も正常に稼働します。
仕組みの解説
仕分けの仕組み
仕分け機はなんといっても【仕分け用ホッパー】の役割がとても重要。
仕分け用ホッパーの中身がどこにも行かないのは、
仕分け用ホッパーの接続先が空間であり、下のホッパーがレッドストーン信号によって機能停止しているため。
この前提を踏まえて仕分け用ホッパーがどのように振るまうのか、パンを投入した想定で見てみましょう。
パンを仕分ける流れ
ホッパーを通るアイテムは、下へ下へ行こうとします。
ホッパーが横向いてようがおかまいなし。まず向かう先は下、というのが仕様。
アイテムチェストから流れてきたパンも例外なく下へ向かうわけですが、ここで登場するのが【仕分け用ホッパー】。
仕分け用ホッパーの中身は【パン41個】と【仕分け用の棒】なので、パンは仕分け用ホッパーに入り、ホッパーの中身が【パン42個】と【仕分け用の棒】になりました。
その瞬間!コンパレーターの信号がレベル3になって下段のレッドストーンまで伸び、
反復装置を通してレッドストーンのたいまつまで信号が届き、レッドストーンのたいまつがオフに。
するとレッドストーン信号から解放されたホッパーが機能復活するため、仕分け用ホッパーからパンを受けとります。
パンを受けとった瞬間、仕分け用ホッパーの中身が【パン41個】と【仕分け用の棒】に逆戻りしたので、コンパレーターの信号レベルが2になり、レッドストーンのたいまつがオン = 最初の状態に戻りました。
仕分けられたパンはスッと最下段ホッパーまで流れ、アイテムチェストに格納されています。
これがパンを仕分けるまでの流れ。
パン以外のアイテムだとそもそも【パン41個】と【仕分け用の棒】のホッパーに入ることができず横に流れて、ニンジンでもジャガイモでもビートルートでもなければ、その他アイテム用チェストに格納されます。
壊れない理由
従来の仕分け機は混線させるとチェストがMAXになったときに壊れる、というのが通説でした。
従来の仕分け機はこんな感じ。レッドストーンが1列少なくなっただけです。
仕分け用ホッパーの中身は【仕分けたいアイテム18個】と【仕分け用の棒】で、【仕分けたいアイテム19個】になった瞬間コンパレーターの信号がレベル2になってホッパーが機能復活する、という同じような仕組みですね。
ただしこの装置はパン用チェストが容量MAXになったうえでパンを投入し続けると、
仕分け用ホッパー内のパンが増え続け・・・
コンパレーターの信号がレベル3になり、となりの列にまで信号が飛び火したときに、
となりの列のレッドストーンのたいまつもオフにしてしまい、壊れてしまいます。
信号レベル2までしか想定していないのが原因ですね。
対策として、今回の装置はコンパレーターの信号レベルが3になってはじめて仕分けられるようになっています。
「コンパレーターの信号レベルが4になったら壊れるじゃないか!」と思われるかもしれませんが、
仕分け用ホッパーに入り得るアイテム数は【仕分けたいアイテム64個】と【仕分け用の棒4個】が最大で、その数では信号レベルが4になりません。
パン用チェストが容量MAXになるとパンを仕分けられずその他アイテム用チェストに流れてしまいますが、それ以外の機能は維持したまま装置は壊れない、ということです。
ちなみにもう1個でもアイテムが入ると信号レベル4になります。実は絶妙なバランスで構成された装置なのです。
拡張の仕方
「仕分けるアイテムを増やしたい!」というときは、簡単に拡張できます。
全く同じものをとなりの列に作って、
ホッパーとチェストを移動させるだけ。
正面から見て右端の【その他アイテム用チェスト】を壊すと面倒なので、左へ左へ拡張していってください。
上段ホッパーはアイテムが通るただの「道」なので90度折り曲げることや折り返すことも可能です。
以上、壊れないニュータイプ仕分け機の解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
コメント
すとぷりのころんさんに使用/動画化/リンク無掲載されてますが、
リンクとか貼ったほうがいいですかね?
https://www.youtube.com/watch?v=1BDWANp-XrI
動作確認しました。とても分かりやすくて、コンパクトでいいですね。ありがとうございました。
ヨソのサイトで同じものを見かけてたのですが、こちらのが先だったんですね…なぜこうする・こうなるのかって所まで書いてあってわかりやすかったです。
トラップ等に組み込むアレンジをする方向けに一点なんですが、処理層のホッパーから一切チェスト等を噛ませずにこの機械に直接ホッパーのみで繋ぐと、スケルトンの矢などドロップ数が多いアイテムでは、たまに仕分け対象チェストには空きがあるのにその他チェストに混入してしまう(コンパレ付ホッパーが横に流し込む量>その下のホッパーが吸い込める量になってる?)事があるようです。
処理層ホッパー→チェスト等→この機械という接続にしたところ改善したため、同じ現象が起きてしまう方はお試しください。(ホッパーも多少は節約できますしね)
この装置に限らず所長さんの解説は、画像のアングルやブロックの種類の選択などが大変見やすく考えられていて、装置の作りから仕組みの説明まで本当にわかりやすいです。
色々な装置で参考にさせて頂いてます。You Tubeもチャンネル登録しています。いつもありがとうございます!
ありがとうございます!(‘-‘