こんばんは、所長です。
今回は「必ず自動発車できるホッパー付きトロッコのアイテム積み込み駅」をご紹介します。
上記は前作で、簡単に作れるもののホッパー付きトロッコに満タンまでアイテムを積まなければ自動発車できないという弱点を抱えていました。
フルスタックまで積む必要があるもんで、間違ってゴミのようなアイテムを入れちゃったり、希少性の高いアイテムを入れると手動で発車させなきゃいけなかったんですね。
それだとさすがに実用性が低いかなってことで、アイテムの種類・数に関わらず必ず自動発車できるようにアレンジしたものが今回の装置となります。
完成図
メカメカしい感じになっております。
ホッパー付きトロッコが到着すると、
上段ホッパー付きトロッコが押し出されて下段ホッパー付きトロッコにアイテムを流し、
回収し終えるとホッパー付きトロッコが自動発車!
ホッパー付きトロッコはアイテムを受け取る速度が尋常じゃなく速く、かなりスピーディな受け渡しができます。
必要アイテム
- フェンスゲート:1
- ガラスブロック:5
- ハーフブロック:1
- 建築用ブロック:いっぱい
- チェスト:2
- 加速レール:4
- 感知レール:3
- ホッパー付きトロッコ:2
- レッドストーン:12
- レッドストーンブロック:2
- レッドストーンのたいまつ:1
- レッドストーンコンパレーター:1
- 粘着ピストン:1
装置部分の材料になるので、線路用レールなどは各自ご用意ください~。
作り方
地面が線路の高さという想定でやっていきます。
メイン線路部分
建築用ブロックを3つ、L字に設置。
感知レールを加速レールで挟んで、
上段の加速レールを破壊。
こうすることで感知レールを斜めの状態に固定できます。
加速レールを壊した場所は建築用ブロックを1段積み上げときましょう。
この位置にレッドストーンブロックを埋めます。
加速レール3つ、感知レール1つを設置。
加速レールはレッドストーンブロックから信号を受け取って、常にオン状態となります。
感知レールの上にハーフブロックを設置。
必ず上付きハーフブロックにしてください。
建築用ブロックの上に感知レールを設置。
その隣に粘着ピストン。
さきほど設置した感知レールの上にホッパー付きトロッコを設置。
ホッパー付きトロッコがアイテムを回収できるように大きなチェストを設置。
ハーフブロックの前にフェンスゲートを設置。
フェンスゲートは下にブロックがないと設置できないので、仮ブロックを置いといてあとで破壊しましょう。
これでメインとなる部分は完成!こっから先はチョロいです。
粘着ピストン制御部分
建築用ブロックを8つ。見やすいようダイヤモンドブロックにしてみました。
感知レールの信号を延ばすように、粘着ピストンまでレッドストーンを置きます。
これで粘着ピストン制御部分はOK。
フェンスゲート制御部分
ハーフブロックからフェンスゲートの裏側に回りこむように建築ブロックを6つ。
コンパレーター・レッドストーンのたいまつ・レッドストーンを置きます。
レッドストーンのたいまつが発する信号を受け取ってフェンスゲートが開きっぱなしになるはず。
最後にガラスブロックを置いて完成!
置いてる場所が見づらかったので赤いガラスブロックにしてみました。
反対側から見た図。要するにホッパー付きトロッコが逃げないように囲えばOKです。
動作確認
大きなチェストに入れたアイテムは上段のホッパー付きトロッコに吸い込まれていきます。
今回はアイテム数が少なかろうと自動発車できる仕組みなので、あえて中途半端な数を入れてみます。
ホッパー付きトロッコ突入!
上段ホッパー付きトロッコが粘着ピストンに押し出されるとともに、フェンスゲートが閉じて下段ホッパー付きトロッコを止めます。
このとき、上段ホッパー付きトロッコから下段ホッパー付きトロッコにアイテムが流れております。
回収し終えると下段のホッパー付きトロッコが自動発車され、
上段のホッパー付きトロッコが元に戻る、と。
発車されたホッパー付きトロッコ内にはアイテムがしっかり入っています。成功!
仕組みの解説
今回の装置はたとえ下段ホッパー付きトロッコが満タンにならなくても、必要なだけ積み込んだら自動発車させるという部分を重視しています。
装置の流れ
まずはいま一度装置の流れを見てみましょう。
下段ホッパー付きトロッコが到着してない間、上段ホッパー付きトロッコはチェストからアイテムを回収します。
下段ホッパー付きトロッコがアイテムを求めてやってきました。
上段ホッパー付きトロッコは押し出され、下段ホッパー付きトロッコは停車してアイテムを回収します。
上段ホッパー付きトロッコのアイテム数が0個になったのを感知して、下段ホッパー付きトロッコが発車!
上段ホッパー付きトロッコが引き戻されて再びチェストからアイテム回収。
というのが一連の流れ。
この流れを実現するために
- 下段ホッパー付きトロッコを停止させる仕組み
- 上段ホッパー付きトロッコを粘着ピストンで押し出す仕組み
- 上段ホッパー付きトロッコの空っぽを感知する仕組み
の3つが組み込まれています。
ひとつひとつ解説していきましょ~。
下段ホッパー付きトロッコを停止させる
下段ホッパー付きトロッコがアイテムを回収する間、線路上に停止させる役割はフェンスゲートが担っています。
意外なことに斜めになった線路から閉じたフェンスゲートを通過できません。
だから下段ホッパー付きトロッコが来たらフェンスゲートを閉じて、アイテムを積みこんだらフェンスゲートを開けるだけでOKなのです。
フェンスゲート開閉の仕組みは後述しております。
ちなみにここが建築用ブロックだとめり込んで抜けなくなっちゃうのでハーフブロックにしてます。
上段ホッパー付きトロッコを粘着ピストンで押し出す
上段ホッパー付きトロッコは、下段の感知レールから信号を受け取った粘着ピストンによって押し出されます。
そもそもなんで押し出すのか?というと、
上にチェストがある状態ではチェストからアイテムがドカドカ流れてきてしまうため。
上段ホッパー付きトロッコが空っぽになったのを感知したいのに、チェストからアイテムが流れてしまっては永遠に感知できません。
だからピストンで押し出してチェストからアイテムが流れないようにしています。
また、この位置に感知レールを置いて下段ホッパー付きトロッコが到着する直前に押し出す理由は、
ホッパー付きトロッコ同士がこの位置関係でもアイテムが流れてしまうため。(方角によっては流れないかもしれません?)
信号が流れてから粘着ピストンが作動するまで若干のタイムラグがあるので、その間にアイテムが流れてしまうと都合が悪いってことで、早めに作動させています。
上段ホッパー付きトロッコの空っぽを感知する
上段ホッパー付きトロッコの空っぽを感知するにはコンパレーターを使っています。
感知レールの上にあるホッパー付きトロッコはコンパレーターによって中身を測定できるんです。
コンパレーターはアイテムがあれば1以上の信号を出力し、そうでなければ信号を出力しないので、
上段ホッパー付きトロッコ内にアイテムがあれば信号を出力し、レッドストーンのたいまつの信号が途絶えてフェンスゲートが閉じる。
上段ホッパー付きトロッコ内にアイテムがなくなればコンパレーターが信号を出力せず、レッドストーンのたいまつが復活してフェンスゲートが開く。
すると下段ホッパー付きトロッコが出発しますから、粘着ピストンへの信号が途絶えて最初の状態に元通りってわけですね。
これでチェストのアイテム状況がどうであれ必ず自動発車してくれる、実用的な積み込み駅になりました。
1点だけ、下段ホッパー付きトロッコが空っぽで侵入してくる前提で、アイテム入りのホッパー付きトロッコが進入すると発車できなくなる可能性があるのでご注意ください。
レールの仕様がよー分からん!って方はこちらへ。
以上、必ず自動発車できるホッパー付きトロッコのアイテム積み込み駅の解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
コメント
なぜか1.16でも出来ました。なんでだろ。
今回のアップデート作動しなくなりました…
おお・・・ホントですね・・・。
ハニーブロックとピストンのバグ修正が影響してそうですが、元に戻るか微妙なところです。
現バージョンに対応したものを作ってみますので、少々お待ちください。
完成しました~
はじめまして!
初めてつくってみたのですが
うまくコンパレータが起動せず、開きぱなしなのですがどうしてなのでしょう?
「粘着ピストンが作動しているのにコンパレーターが信号を発さずフェンスゲートが開きっぱなしになっている」ということであれば、
・チェストの中身が空っぽで、上段のホッパー付きトロッコ内にアイテムが補充されていない
・上段のホッパー付きトロッコが感知レールの上に乗っていない
などが考えられます。
上記2点は問題ありませんでしょうか。