こんばんは、所長です。
今回は「かまどと竹を使って、拠点にいながら経験値稼ぎできる装置」をご紹介します。
BE版(統合版)ではトラップタワーを作るのがとんでもなく面倒になったので、トラップタワー以外で経験値を稼ぐ方法にも需要があることでしょう。
そんな中で経験値稼ぎの筆頭ともいえるのがこの「かまど型」経験値稼ぎとなっております。
かまどによる経験値稼ぎの効率
かまどは製錬したアイテムを取り出す際に経験値を獲得できます。
結論からいうとかまどでの経験値稼ぎ効率は非常に悪いです。
製錬するアイテムによって経験値量が変わってくるので一概にはいえませんが、経験値の最も少ない”丸石”を64個製錬した場合の獲得経験値はこれくらい。
獲得経験値は多少前後します。
だけどチリも積もれば山となる作戦で、気が向いたときにサッと回収して経験値を獲得していく、そんな装置となっております。
製錬アイテムごとの経験値獲得量はこんな感じ※Minecraft Wikiより。
サボテンは丸石の2倍の経験値量があって自動収穫装置もできて良さそうなので、いずれ作ってみます。
では本題の「かまどと竹による経験値稼ぎ装置」の作り方へ。
完成図
ピストンによって竹がへし折られ、ホッパー付きトロッコがそれを回収しています。
ホッパー付きトロッコが満タンになるとホッパー上で停車し、竹を回収。
竹はそのままかまどに投入され、製錬がはじまります。
丸石をチェストに入れるのは手動ですけど、それ以外は自動化された装置になっております。
必要アイテム
- フェンスゲート:1
- ガラスブロック:いっぱい
- 建築用ブロック:いっぱい
- かまど:2
- チェスト:4
- レール:15
- 加速レール:8
- 感知レール:2
- ホッパー付きトロッコ:1
- レッドストーン:いっぱい
- レッドストーンブロック:2
- レッドストーンのたいまつ:4
- レバー:1
- 観察者:20
- レッドストーンコンパレーター:2
- ホッパー:10
- ピストン:22
- 草ブロック(竹を植えれるならなんでも):20
- 竹:20
必要アイテムの種類が多いので、ネザーで材料集めができるくらい余裕が出てきてから取り組みましょう。
「鉄の延べ棒」が足りない場合、アイアンゴーレムトラップで入手できます。
作り方
かまど部分
かまどにホッパーをつなぎます。
さっき置いたホッパーの上にホッパー。
このホッパーの向きはかまど側ではなくとなり側を向くことに注意してください。
同じものをもう一組。
ホッパーの上にチェストふたつ。こいつは竹が入るチェスト。
さらにチェストの上からホッパーを接続。
続いて、かまどの上からホッパーを接続して、
その上にホッパー。さきほどと同じように、このホッパーはとなり側を向きます。
ホッパーの上にチェストふたつ。こいつは丸石など製錬材料を入れるチェスト。
ホッパーだらけでゴチャゴチャしてるので横から見た図もつけときます。
竹回収部分
ホッパーを測定するようにコンパレーターを置いて、レッドストーンのたいまつとレッドストーンを設置。
ホッパーの上に加速レール、となりに建築用ブロック。
※当初の仕組みだとホッパー付きトロッコがちょいちょい停止してしまうようなのでアレンジ。
ホッパーの2ブロック上にフェンスゲート。(建築用ブロックはフェンスゲートを置いたら壊す仮ブロック)
加速レールとノーマルレールを置いて(ノーマルレールも仮)、
ノーマルレールは建築用ブロックに置き換えます。
フェンスゲートの隣にブロックを置いてフェンスゲートが開きっぱなしになればOK。
記事内にはアレンジ前の画像を使ってるところもありますが、作業に支障はありません。
線路部分
ホッパーのとなりからガーッと建築用ブロックを延ばしつつ、間にレッドストーンブロックを置きましょう。
ブロックの上に各種レールを敷きます。
- レール:15
- 加速レール:6
- 感知レール:2
の配分をお間違えなきよう。
この位置に建築用ブロック。
その上にピストンと建築用ブロック。
感知レールのとなりからコンパレーターとレッドストーンのたいまつ、レッドストーンを置いてピストンを作動させます。
もう片方のピストンには遠いほうの感知レールからレッドストーンをつなげてきます。
こっちはコンパレータが不要で、レッドストーンのたいまつをひとつ挟むだけ。
端っこに建築用ブロックとレバーを設置。
このレバーはトロッコを停止させるためのもので、トロッコが動いてると重かったりうるさかったりする場合はオフにしといてください。
もちろん竹を回収できなくなります。
これでアイテム回収の仕組みが完成しました。
この部分の振る舞いは
- ホッパー付きトロッコ内のアイテムが満タンになったとき、かまど側ホッパーまでの道がひらかれる
- ホッパー付きトロッコ内のアイテムを全て回収し終えると、帰ってきて道がとじる
となります。
一旦動作確認してみましょう。
アイテム回収部分の動作確認
ホッパー付きトロッコを置いてアイテムを満タンまで入れます。
レバーをオンにして発車!
感知レールを踏むとピストンが作動して道がひらかれ、
最奥のホッパー上で停止。
アイテムを全てホッパーに流し終えると発車!
遠いほうの感知レールを踏むとピストンが作動して道がとじます。
あとはホッパー付きトロッコが行ったり来たり。
問題なければレバーをオフにして、竹自動収穫部分の製作にうつりましょう。
竹自動収穫部分
ホッパー付きトロッコの上に草ブロックをガーッと並べます。
その斜め上に建築用ブロックをガーッと。
その上にピストンと観察者と建築用ブロック、これを一組として、
ガーッと並べます。
後ろ側にうつって、観察者の後ろはレッドストーン、それ以外は建築用ブロックで埋めます。
ガーッと。
あとは草ブロックの上に竹を植えて、
アイテム化した竹が飛び散らないようガラスブロックで囲えば完成!
仕組みの解説
この装置には
- 育った竹を自動収穫する仕組み
- ホッパー付きトロッコが満タンになったら道をひらく仕組み
- ホッパー付きトロッコのアイテムを全て回収したら発車する仕組み
が組み込まれています。
ひとつひとつ解説していきやす。
育った竹を自動収穫する仕組み
この部分が育った竹を自動収穫する仕組み。
竹が成長して観察者の目の前まできたら、観察者から信号が流れてピストンが動くようになっています。
ピストンや観察者がジグザグに置かれているのは、
横並びにするとレッドストーンがつながってしまい、
竹が1か所でも成長すると全てのピストンが動いてしまうため。
それでも問題はないんですけど1か所ずつ動いたほうがスマートなのでそうしてます。
上記装置の流用ですね。
ホッパー付きトロッコが満タンになったら道を開く仕組み
ピストンには常にどちらも信号が送られていて、
上側のピストンがオフになったら道がひらかれて、
下側のピストンがオフになったら道がとじる、というのが概要。
上側のピストンをオフにして道をひらく
コンパレーターの横からレベル15の信号を送ることで、後ろからレベル15の信号を受け取らなければ信号を出力しません。
コンパレーターは後ろの信号レベルが横からの信号レベル以上のとき、信号を出力する特性を持ちます。
感知レールの上にあるホッパー付きトロッコはコンパレーターで中身を測定できます。
コンパレーターがレベル15の信号を出力したらレッドストーンのたいまつがオフになるので、上側ピストンへの信号が途絶えて下側ピストンがレールを押し出し、道がひらかれるわけですね。
下側のピストンをオフにして道をとじる
下側のピストンにはただレッドストーンのたいまつを挟んで、感知レールを踏んだときだけ信号がオフになるNOT回路を組んでるだけ。
トロッコが往復するたびレッドストーンのたいまつはオンになったりオフになったりを繰り返しますが、上側のピストンがオンのため下側のピストンは動けず、ピストン音がガチャガチャしないよう仕上がっています。
なぜ満タンになってから道をひらくのか?
ホッパー付きトロッコの中身が満タンになってから道をひらくのは竹の燃料効率が悪いため。
かまどで製錬する際、丸石ひとつに対して4つの竹が必要で、竹を投入するときは素早く投入しなければ燃料ゲージが下がってしまいます。
極端な話、「3つ投入⇒少し放置⇒3つ投入⇒少し放置」を繰り返しては一向に製錬が完了しないのです。
だからあらかじめホッパー付きトロッコの中身を満タンにしといて、十分な量の竹を一気に投入するようにしています。
ホッパー付きトロッコのアイテムを全て回収したら発車する仕組み
この部分ですね。(見やすいよう一部ガラスにしています)
普段はレッドストーンのたいまつから信号がつながって加速レールとフェンスゲートがオンになっていますが、
ホッパー付きトロッコが入ってくるとホッパーにアイテムが流れ、コンパレーターがそれを感知してレッドストーンのたいまつがオフになり信号が途絶えます。
ホッパー内のアイテムがチェストに全て流れたらコンパレーターが信号を出力せず、加速レールとフェンスゲートがふたたびオンになって発車する、という仕組み。
上記装置に使われてる仕組みを応用してみました。
以上、かまどと竹を使った経験値稼ぎ装置の作り方でした。
壮大な割に獲得経験値はショボいですけど、竹の収穫エリアもかまども簡単に拡張できて効率を高められるので良ければご活用くださいませ。それではまた!(‘-‘)ノ
コメント