▼ダブル湧き層天空トラップタワー▼
こんばんは、所長です。
今回は「多層式トラップタワー」のご紹介!
今まで当サイトでは、
- モンスターには地表で8体、地下で8体までの湧き上限が存在する
という仕様をもとに、「層を増やしても湧き効率への影響は微々たるものでしょう」と思って地表層 + 地下層だけの2層式トラップタワーを紹介してきました。
ところが、統合版の申し子こと「マイクラのミタ」さんのクリーパートラップを見て驚愕・・・
地表層から最下層まで同一X・Z座標にモンスターが湧く“ズキューン湧き”が発生するため、同じ湧き面積でも2層式と多層式では湧き効率が雲泥の差なんだとか。
そこで、今回は私もマイクラのミタさんとこのトラップタワーをパク参考にしつつ、効率的な湧き面積や層数をチェックしてみました。
できるだけ制作労力を抑えつつ効率の出せるトラップタワーに仕上がったので、良ければご参考ください。
完成図
完成図。
30分放置での獲得経験値がこれくらいで、
獲得アイテムがこれくらい。
必要アイテム
- ガラスブロック:いっぱい
- ハーフブロック:いっぱい
- 建築用ブロック:いっぱい
- トライデント:4
- チェスト:2
- 水バケツ:いっぱい(無限水源使えば1でOK)
- レッドストーン:18
- レッドストーンのたいまつ:1
- レバー:1
- ボタン:いっぱい
- レッドストーン反復装置:4
- ホッパー:5
- ピストン:8
- 砂:8
- サボテン:8
作り方
処理層
トラップタワー以外にモンスターが湧くと効率が低下してしまいます。
モンスターの湧く範囲はプレイヤーの周囲54ブロック以内なので、処理層を地上から60ブロックほど離しましょう。
処理層にはピストントライデントを採用し、放置でも経験値を稼げるようにします。
足場を作りつつ、2つ並べたチェストに十字型のホッパーを接続します。
ホッパーを接続するときはしゃがみながら!
卍のようにピストンを設置し、ピストンの後ろに建築用ブロック。
この建築用ブロックはガラスブロックではNGで、必ず信号を通す不透過ブロックでなければなりません。(木材とか土とか)
左側にクロック回路を組みます。
ここにレバーを付けて装置のオン・オフスイッチ。
レバーをオンにしている間、装置がオフになります。
ピストン後ろの建築ブロック上を通るようにレッドストーンをぐるっと設置。
スイッチを入れてガシャコンガシャコンと動けばOK。
クロック回路の遅延を調整するとピストンの動くスピードが変わるので、おいおい調整しましょう。
私はいまだに正解を見つけられていませんが、とりあえず2段階遅延(2回右クリック)させてます。
四隅にトライデントを突き刺します。
隙間をガラスで埋めて、
トライデントのまわりをぐるっと囲うようにガラスを設置して・・・(赤いガラスブロック)
高さ14ブロックまで積み上げます。(赤いガラスブロックだけで14ブロック)
クモの経験値も獲得したいため、クモが落下死しない高さとなっています。
積み上げたあとに言うのもアレですが、、、ピストンちょっと上のガラスブロックを1か所ハーフブロックに変えて、足場を設置。(最後の仕上げで行ってもかまいません)
ここが経験値回収穴となります。
上に戻りまして、15ブロック目は砂とガラスブロックを交互に。
16ブロック目は砂の上にサボテン。
クモは壁を登る特性があるため、ピストントライデントで処理できず登ってきたクモを処理するサボテンです。
なんだかんだで壁を登られてしまい結構な数がここで処理されるので経験値的には損ですけど、糸は手に入るので良しとします。
湧き層
17ブロック目からいよいよ湧き層です。
さきほど作った3 × 3の落下穴は空けといて、
縦・横8ブロックの正方形まで広げます。
落下穴があるので直径は19ブロックですね。
周囲を1ブロック上げて囲います。
この囲いに敵が湧くと困るのでガラスブロックが良いでしょう。
青ガラスブロックの位置に水を流します。
落下穴に向かう水流ができました。
水流から10ブロック上に湧き層の最下層を作ります。
囲いがガラスブロックじゃないのは気にしないでください。
サイズは15ブロック × 6ブロックが2つ。
落下穴との位置関係はこんな感じ。
湧き層の側面に、1ブロック空けつつボタンを設置。
反対側も設置します。これで1層が完成。
1層目から上に2ブロックあけて、3ブロック目に2層目。
ボタンを置くときに1層目と違う軸に置きます。それ以外は1層目と同じ。
この作業を繰り返して8層まで作りましょう。
最後、屋根を設置しますが、湧き範囲を完全に覆うサイズの屋根を作り、
そこから縦・横7ブロック伸ばして超巨大屋根に。
これで湧き層全体の明るさが7以下となり、敵が湧いてくれるようになります。
屋根を下付きハーフブロックで湧き潰し。
地表を最上湧き層に移したいので、この屋根はたいまつなどでなくハーフブロックで湧き潰してください。(ガラスでも可)
これで装置の完成となります。
動作確認
装置が動いていることを確認して、
待機所で待機待機!
モンスターが降ってくればOK。
仕組みの解説
ピストントライデント
ピストントライデントは、
- トライデントでモンスターを処理すると経験値をドロップする
- ピストンに押されたトライデントはモンスターにダメージを与える
という仕様を利用し、ピストンを稼働させ続けることでプレイヤーが放置中でも経験値を獲得できる仕組み。
詳しくは以下のページに記載しています。
モンスター落下の仕組み
本当は足場がないのに足場があるとモンスターに錯覚させることで、自ら足を踏み外していただくのがモンスター落下の仕組み。
湧き層の側面に取り付けられたボタンは、
モンスターから見ると足場のように認識されます。
だからこうやって降りようとするけど、ボタンに当たり判定はないのでそのまま落下する、というわけです。
ズキューン湧き
多層式トラップタワーのメリット、ズキューン湧き。
最上階(地表)にはゾンビが3体、そこから下に向かってクモ・クモ・クリーパー・クモが湧いていますが、これらは全て同時に湧いています。
- モンスターが地表に湧くとき、同じX・Z座標の地下に湧ける場所があればそこにも一気に湧く
ということなんだそうですが、詳しいロジックは分かりません。
この恩恵を受けれるか否かが装置の効率に大きくかかわってくるので、どんなトラップタワーでも地表と地下の湧き層サイズは統一しておくと良さそうです。
湧き層の数・面積による効率差
湧き層8と比べて、湧き層を増やしたり減らしたり、面積を広げてみた場合の効率差をチェック。
湧き層8の場合
湧き層11の場合
労力の割にたいして変わりません。
湧き層6の場合
効率ダウンしています。
湧き面積35 × 16の場合
効率アップしています。
湧き範囲にギリギリおさまるのが35 × 16ということで設計しましたが、作るのはかなり面倒。
こんなんになります。
モンスターを流す水流層も若干工夫しなければいけませんし、ここまでするかはお好みで。
以上、多層式トラップタワーの作り方と解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
コメント
コメント失礼します。
ボタンはトラップドアで代用できますか?
湧き層の側面についているボタンは代用可能です。
というより、今後のアップデートでボタンが機能しなくなり、トラップドアに置き換えなければならないことが予想されます。
記事中の屋根だと地表判定を湧き層の最上層に移せなくなっているので、屋根に使うブロックを葉っぱに置き換えるなどでご対応ください~
返信ありがとうございます。
表層判定が葉ブロで代用できるのはなぜでしょう…?
以前はスポーンせずその下の最上階(地表、surface)に地表判定が移っていたハーフやガラスが、
補修がかかり、スポーンするようになってしまったため地表の8体分損…という認識なのですが。
ハーフブロックにスポーンするようになったワケではありません~
従来の不透過ブロック + ハーフブロックなどの形が地表判定を持つようになったので、地表判定を持たず明るさを減衰させる葉っぱブロックで代用できる、ということです。
葉っぱブロックは地面に付くまでに1ずつ明るさを減衰させるため、湧き層から8ブロックほど離すことで昼間でもモンスターが湧く明るさに保てます。
他にはガラスの上に水を置く形なども屋根として代用できますね(‘-‘
すみません返信遅れました。
なるほど、確かに葉っぱの上に敵modがスポーンするの見たことないですね。
何度も丁寧にありがとうございます。
確認ですが
最上湧き層と8ブロックあけて841個(15+14)²の葉ブロックで覆えばいい感じですか?
それとも15×15だけですか…?
最上湧き層から8ブロックあけて、湧き層の上に当たる部分だけ葉っぱにすれば大丈夫です。
15 × 15でもかまいませんし、節約しようと思えば真ん中の3列は不透過ブロックでもかまいません。
記事中の屋根の灰色のブロックを葉っぱに置き換えて、その周りの緑色のブロックはなんでも(ただし光を通さないブロックで、たいまつ等での湧きつぶしは必要)という感じです。
※下付きハーフブロックは不要です。
モンスターが死なないんですけど対処法はありますか?
記事内に注意事項を記載させていただいておりますが、アップデートにより記事中のピストントライデントではモンスターを処理できなくなっています。
こちらの記事の「処理層2 × 2ブロック」の「風車型」が現在も安定して稼働しており、改修することで処理可能になります。ただ、2 × 2ではクモの処理が難しく、糸の回収ができなくなるかと思います。
また、次回のバージョンアップ(1.16?)にてモンスターの湧き範囲が変更になり、トラップタワーに悪影響を与える可能性があることもご注意ください。
バージョンアップ後に対応したトラップタワーの記事を書こうと思いますので、お待ちいただけますと幸いです。
湧きそうをもっと増やしたいんですがその場合屋根も大きくしなければいけないですか?
そうですね、屋根のサイズは湧き層 + 7ブロックとなります。
ただし当記事のピストントライデントは機能しなくなっておりますので、以下のトラップタワーを参考にしていただければ幸いです。
質問返信ありがとございます!
もうひとつ質問です!湧きそうは何層までなら増やせますか?
待機場所から25~54ブロックがモンスターの湧き範囲になるので、その範囲内であれば何層まで増やしても湧き層として機能しますが、効率を考えると9層までが妥当かと思います。
ただ、現在湧きのロジックがバグっており、修正がてら湧き方に変更が加えられる可能性もあるため、トラップタワーの建設は少し様子見でも良いかもしれません(‘-‘)