こんばんは、所長です。
今回は「ホッパー付きトロッコの中身を全部回収する装置」をご紹介します。
ホッパー付きトロッコの中身を全部回収する装置とは
ホッパー付きトロッコはブロック上のアイテムを回収する特性がとても便利で、自動装置によく採用されるアイテムですね。
今回紹介するのはそのホッパー付きトロッコが回収したアイテムを全部チェストに格納するための仕組みになります。
完成図はこんな感じ。
アイテムを回収したホッパー付きトロッコがやってくると、このあたりで停車してホッパーにアイテムを流し続けます。
アイテムを流し終えると出発。
参考記事
以下、作り方と解説になります。
必要アイテム
- ホッパー:4
- レッドストーン反復装置:1
- レッドストーンコンパレーター:1
- レッドストーンのたいまつ:3
- ホッパー付きトロッコ:1
- チェスト:2
- 加速レール:4
- レール:9
- 建築用ブロック:いっぱい
今回制作するために使った材料なので、装置に組み込むならレールなどはもっと増えたり減ったりすると思います。適宜調整してください。
作り方
まずはアイテムを格納したいチェストに対してホッパーを4つ接続しましょう。
ホッパーの向きを間違えると効率低下、最悪動かなくなるので向きは間違えないように!
後ろ側から作業します。チェストから一番遠いホッパーを測定するようにコンパレーターを置いて、
コンパレーターの前に建築用ブロック、そしてレッドストーンのたいまつ。
これでホッパーの中身が存在する間、コンパレーターが信号を発してレッドストーンのたいまつがオフになります。
そんでレッドストーンのたいまつの信号を受け取るように反復装置を設置。
これで仕組みの部分はほぼ完成です。
表側になりまして、ホッパーの上に左から建築用ブロック・加速レール・加速レール。
さきほどの反復装置の信号を受け取って、加速レールがオンになるはず。
加速レールの隣に1段上げてレールを置くことで加速レールが斜めになります。
あとはレールと加速レールを並べていって、
レッドストーンのたいまつを置けば加速レールが常時オンになって完成!
動作確認
ホッパー付きトロッコにアイテムを詰め込んで発射!
傾斜の部分で止まって回収中・・・
全部回収し終えて去っていきました。無事成功!
仕組みの解説
ではここから仕組みの解説。
この装置には
- ホッパー付きトロッコ内のアイテムがなくなるまで停車させる仕組み
- アイテムを詰まらせない工夫
が施されています。
ホッパー付きトロッコ内のアイテムがなくなるまで停車させる仕組み
まずホッパーの上にあるホッパー付きトロッコは、格納されたアイテムをホッパーに延々と流し続けます。
それから信号を受け取っていない加速レールは通常のレールとして振る舞うのではなく、トロッコにブレーキをかけます。この2つが前提。
装置部分に移りまして、ホッパー付きトロッコはこんな感じで突入すると思いますが、このとき2つのホッパーにそれぞれアイテムが流れます。
だからどちらかのホッパーをコンパレーターで測定し、アイテムがある間はブレーキ、アイテムがなくなったら加速させてあげることで、ホッパー付きトロッコ内のアイテムを全て回収できるわけです。
その仕組み部分がレッドストーンのたいまつと反復装置なんですが、見づらいですね。
見やすくこうしましょう。やってることは同じです。
上から見た図。
普段はレッドストーンのたいまつから信号を受け取り加速レールがオンの状態。
ホッパーがアイテムを回収している間はコンパレーターが信号を発するため、レッドストーンのたいまつがオフになり、加速レールへの信号が途絶えます。ここでブレーキがかかってトロッコが停車。
アイテムを回収し終えたらレッドストーンのたいまつが復活して、ホッパー付きトロッコが出発。
ちなみに加速レールの先にブロックがあるとトロッコは勝手にUターンします。
そのためトロッコを出発させる仕組みは不要で、加速レールの信号がオンになるとともに勝手に出発してくれます。
アイテムを詰まらせない工夫
なんでこんなにホッパー使ってるの?と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
正直やりすぎたという反省もあるんですが、万が一にでもアイテムが詰まらないようにしています。
例えばこうした場合、左のホッパーはアイテムを2つ受け取るのに1つずつしか流せません。
ゆえにホッパー内のアイテムが1つずつ増えていき、詰まる可能性があります。
これだと2つ受け取りつつ、1つは隣のホッパーに流して1つは下のホッパーが受け取るのでアイテムが詰まることはありません。
そのあたりの詳しい振る舞いはホッパーのページにて解説しています。
ま、そもそもアイテム満杯まで入ったホッパー付きトロッコが連続で来なければ詰まることはないので、そういう意味でやりすぎた感がアリアリです。
ちょっとでもホッパー節約したい方はコチラで全然問題ありません!
もし動作が不安定なら
タイミングがシビアな装置なので、環境によっては「回収し終わってないのに出発してしまう」などがあるかもしれません。
そういうときは画像の様に加速レールを増やして、感知レールの信号を引っ張ってみてください。
これはホッパー付きトロッコが感知レールを踏んだときに加速レールをオフにする仕組みで、ブレーキ状態の加速レールに突っ込む形になり、安定度が高まります。
加速レールを増やしたのは、突入時のスピードが足りないとひとつのホッパーにしかアイテムを回収してもらえないため。
もし各種レールのことが分からなければこちらのページも参考にしてみてくださいな。
以上、「ホッパー付きトロッコの中身を全部回収する装置」の解説でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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