こんばんは、所長です。
今回は「トラップタワーでジャマなクモ、湧き潰しで対策できるか検証」してみました。
Java版にはクモだけ湧かせない簡単な湧き潰し方法があるんですけど、統合版では通用しないらしいって情報だけ知ってたので、統合版で使える湧き潰し方法が気になりまして。
結論としてその方法はあったので紹介しつつ、仕組みについても解説していきます。
クモ対策の湧き潰し方法
こんな風に、縦横1ブロックずつ間をあけてボタンを置きましょう。
もしくは鉄格子でもよさげ。フェンスは多分NG。
これだけでクモが湧かなくなります。
なぜ、クモの湧き潰しができるのか?
Java版の湧き潰し方法ではクモが湧くけど、前述の方法だとクモが湧かない、その理由はなんでしょうか?
答えはモンスターのスポーン場所(湧く場所)にあります。
モンスターってブロックの中心に湧くと思われがちですけど、実はブロックの隅に湧くんですよね。
座標もブロックの隅に設定されているので、おそらく座標に湧くようなロジックになっていると思われます。
つまり、ブロックの隅を中心として周囲にモンスターが湧けるだけのスペースがあれば、そこは湧く場所として成立するのです。
Java版はブロックの中心に湧いていたので、その違いでJava版の湧き潰しを流用できなくなっています。
クモのサイズが独特なため有効な湧き潰し
ゾンビやクリーパーの幅が0.6ブロックなのに対して、クモの幅は1.4ブロックと倍以上。
このデカすぎるサイズをうまく利用することで、ゾンビやクリーパーは湧けるけどクモは湧けない領域を作ることができます。
それがこの中心。
スポーンエッグでモンスターを出現させて中心まで押してみると、
ゾンビはボタンに触れませんが、
クモはバッコリ触れています。
ボタンはモンスターが湧くときに障害物として判定されるため、クモはボタンにジャマされて湧くことができないわけです。
ちなみに北・西・北西のブロックにボタンがない場合、ボタンの置かれてないブロックにはなんでも湧けるはずなので、
湧き層の外周を囲うタイプのトラップタワーに使うか、そうでなければボタンを置くときにクモが湧ける空間を潰すような置き方をしましょう。
湧き効率について
おそらく皆さん気になってるであろう湧き効率についてもチェックしてみました。
ブロックの隅に湧くのであればボタンを置いたとしても湧ける場所の数は同じなので、湧き効率は変わらないと思いがちです。
私も最初はそう思っていて、画期的な湧き潰し方法を編み出したとすら思っていました。
ところがどっこい、
10分稼働させてみたらたいして効率良くないんですよね~。
これがクモ対策湧き潰ししてないバージョンの10分稼働結果で、シンプルに効率落ちてます。
この現象を解明するためにガチャガチャ調べてみた結果、
・モンスターはブロックの北西隅に湧く
という結論にたどり着きました。
モンスターが湧いた瞬間キルするコマンドをたたいたとき、ボタンの北西にアイテムが全く落ちていません。
ボタンの置かれたブロックは湧けなくなるので、ボタンの北西隅にモンスターが湧いておらずアイテムが落ちない、ということです。
つまりボタンをひとつ置くたび、湧ける場所がひとつ潰されることになります。
4ブロックにつき1ボタン置かれているため、単純計算で湧き効率が25%ダウンですね。
統合版でクモ対策の湧き潰しをする意味
Minecraft Wikiを参照するに、湧くモンスターはランダムで決定され、「クモが湧こうとしたけど、湧けなかったから代わりにゾンビが湧く」というロジックにはなっていないようです。
湧けなければまた次の抽選まで待たなければならず、
- ボタンの置いてあるブロックが湧き場所に当選 = 湧けない
- 湧けるブロックに当選したけど、モンスターにクモが当選 = 湧けない
となり、湧き潰ししないときに比べてモンスターの湧く機会をかなり損失しています。
この損失を帳消しにするには湧き層で地表8体・地下8体の湧き上限数を常にキープするような超絶湧き効率が求められ、残念ながら私にそのアイデアはありません。
ゆえにクモ対策の湧き潰しはおすすめできませんが、もしワケあって湧き潰ししたいのであれば紹介した方法で可能ですのでどうぞ。
一応、クモ対策湧き潰ししてできるだけ効率を高めたトラップタワーも作ってみようと考えております。
※作ってみました。
以上、トラップタワーのクモ対策湧き潰し方法でした。ではまた!(‘-‘)ノ
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